こんばんは、スタッフ多田です。
テレビから「ク〜リスマスが今年もやぁってくる〜」とCMソングが流れ、ウキウキする季節がやってきました。
そして今週末はオーナー様イベントの【森のクリスマス】です!
今のところお天気は良さそうなのですが、また12日に改めてお知らせいたしますので、楽しみにお待ちください。
さて、先月末のことになりますが、大阪の中之島美術館に”塩田千春”さんという方の展示「つながる私」を見に行ってきました。
作品があまりに強烈だったので、ちょっとブログに書かせていただきます。
塩田千春さんがどんな方か全く知らなかった私ですが、友人からの熱い誘いに興味をそそられ、行ってきました。
事前に調べた情報によると、大阪出身・ベルリン在住の現代作家さんで、人と人とのつながりを糸を使って表現されている作品がたくさんあるということ。
そして当日、会場のあるフロアに向かうと、入り口の前にたくさんの赤い糸が吊るされ、真ん中にはドレスが。私も友人も、その迫力に圧倒されて、口がぽかーんとなっていました。
その赤い糸で作られた通路を進み、いよいよ会場へ入ると、今度は白い糸で編まれた作品が!
張り巡らされ編まれた糸に囲まれた空間に、またまたとんでもなく圧倒され、こんな壮大な作品を作ってしまう塩田さんに、初っ端から引き込まれました。
そして、今回、作者の生まれ故郷である大阪での開催ということで”Home”をテーマにした作品も展示されていました。
骨組みの三角屋根の家が、赤い糸で繋がれた【家から家 / Home to Home】という作品。
この作品の解説に、
【Home is where your heart is(故郷はあなたの心にある)という言葉にもあるように、ホームとはいつも心の奥底にありいつも自分と繋がっている。
人は家を出て家に帰る。
それは人間だけではなく、あらゆる生命体の宿命なのかもしれない。
その家の中を赤い糸で繋いでいく。
それは家族の絆を結ぶ赤い糸かもしれないし、社会という「家」の中で人と人を繋ぐ見えない線かもしれない。】
という言葉が添えられていました。
つながり、そしてHOME、と、BdHOMEのことやん!と思わずひとりつっこみながら読んでいました。
それに、高校卒業後に県外へ飛び出して自由を謳歌していた自分のことを振り返ると、何かの際には都合よく実家に帰り、実家というものがもつ、とてつもなく大きな安心感に包まれ、それが支えになっていたなぁと、塩田さんの言葉を読み、当時の気持ちやその感覚を思い出しました。
そして、BdHOMEのお家も、みなさんにとって、見えない糸で家族とつながる、心にある〝故郷〟であってほしいし、そんなお家を作る仕事は、やっぱり誇らしいことだと思うと同時に、その責任に気持ちが引き締まりました。
無知で訪ねた展覧会で、つながりとは何かをたくさん感じ考え、なんだか良い偶然を友人からもらったなあと、とても満足して会場を出ました。
まだ開催期間であれば、ぜひ!とおすすめしたいところですが、すでに開催が終わってしまったので、また機会があればぜひご覧ください。
最後に、イベントのご案内です。
家づくりの裏側、覗いてみませんか?
お施主様のご厚意により、建築中の住宅を特別公開いたします。
完成後には見えなくなる「構造のこだわり」や「施工の丁寧さ」を実際にご覧いただける貴重な機会です。
開催概要
◾️日時:2024年12月22日(日)
◾️時間(各回限定5組様):
- 第1部:10:00~11:30
- 第2部:13:00~14:30
◾️場所:松阪市大津町(詳細はご予約時にお知らせします)
◾️見どころポイント
- 耐震や断熱性能を支える構造部分を公開!
- 質の高い施工のポイントが確認できる!
- 専門スタッフが家づくりの疑問に丁寧にお答えします!
◾️完全予約制で安心してご見学いただけます
各部、限定5組様までのご案内となりますので、お早めにご予約ください。
→ ご予約はこちらから!
未来の暮らしを支える「家づくりの本質」を、この機会にぜひご体感ください。