こんばんは。スタッフ中西です。
先日、FPの資格試験を受けてきて、見事合格したであろう中西です(笑)
まだ結果発表の時期ではないので、あくまで予想ですが。。
仕事をしながら資格を取るハードル、やっぱり本当に大変ですね。。
ですが恐らく、時間がいっぱいあったとしても「取得したい」っていう気持ちが弱いと、結局は資格取得できないのかなって、今回の勉強期間を改めて振り返ってみて思いました。
私の場合、ビーディホームのスタッフや家族含め、いろいろな人に受験するっていうことを伝えて自分を追い込んでいく事によって、勉強のやる気を維持させていく事ができるので、これからも何か取得を目指した時には、真っ先にいろいろな人にその想いを伝えていきたいと思います!
さて、そんな流れで、今回は「住宅ローン」について少しお話をしたいと思います。
家づくりを考える際に、資金計画は最も重要なテーマの一つです。
その中でも特に注意したいのが「住宅ローンの金利選択」についてです。
最近では、変動金利の上昇リスクや固定金利の更新時のリスクが話題になることも多く、「どちらを選べば良いのか迷っている」という声をよく耳にします。
変動金利のリスクとは?
変動金利は、現在の低金利環境下では非常に魅力的に見えますが、金利が上昇すれば当然返済額も増加する可能性があります。
例えば、借入額3,000万円、金利0.5%で35年間のローンを組んだ場合、毎月の返済額は約78,000円です。
しかし、11年後に金利が1%上昇しただけで、毎月の返済額は約88,000円になり、年間で約12万円の増加となります。
金利上昇の影響は思った以上に大きく、長期間返済を続ける中でこれが家計を圧迫するリスクもあるため、慎重な判断が必要です。
「10年固定金利」に潜む意外なリスク
一方で、「10年固定金利」は、イメージ的に安心感のある選択肢として人気ですが、実はここにも注意が必要です。
10年間の固定期間が終了すると、多くの場合、その後は変動金利に移行します。
このとき、店頭表示金利(一般的な基準金利)からの優遇幅が見直されるため、最初から変動金利を選択した場合と比べて不利な条件(引き下げ幅が少ない)となる可能性が高いのです。
この差は毎月の返済額だけでなく、総返済額にも大きく影響します。
正しい選択のために大切なこと
こうしたリスクを踏まえると、「住宅ローンの金利選択」はとても慎重に行う必要があります。
ただし、どの金利タイプを選ぶべきかは「絶対的な正解」はありません。
大切なのは、それぞれの仕組みや特徴をしっかり理解し、ご自身のライフプランや家計状況に合わせて選択することです。
周りの人が変動金利を選んだからといって、それが必ずしも自分にとってベストな選択肢とは限りません。
また、「なんとなく安心だから」という理由で固定金利を選ぶのもリスクを伴います。
選択の鍵は、「自分で理解して選ぶこと」です。
スタート時点で学ぶことの重要性
住宅ローンは、家づくりの計画の中で最初に取り組むべき重要なポイントです。
資金計画の基盤がしっかりしていることで、その後の設計や暮らし方に余裕が生まれます。
専門家や金融機関に相談したり、数字をシミュレーションしたりして、納得のいく選択をすることが将来の安心につながります。
当社では、資金計画の段階からお客様と一緒にシミュレーションを行い、最適なプランをご提案するお手伝いをしています。
具体的な金額やリスクの比較など、気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
お家づくりは「スタートが肝心」です。
まずは資金計画から、一緒にじっくり考えていきましょう!
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