本日からビーディホームのスタッフ全員で、二泊三日の社員旅行に出かけています。
今年の旅の舞台は北海道。
今回は、京都で活躍されている幸せづくり工務店「ファンホームさん」と、四日市で活躍されているデザイン会社「1gramさん」のスタッフさんも交えての合同社員旅行で、珍道中の旅が始まりました。
初日は小樽でランチを楽しみ、その後、札幌市内にある建築物の見学へと向かいました。
私たちにとって社員旅行は、単なる慰安の旅ではありません。
建築と暮らしをつくる者として、実際に建築に触れ、空間を体感しながら感性を磨く、年に一度の大切な「学びの旅」です。
札幌で訪れたのは、「札幌聖ミカエル教会」。
この礼拝堂は、チェコ出身の建築家、アントニン・レーモンド氏が設計を手がけた建物です。
一歩足を踏み入れると、静けさと温もりに包まれるような空気が広がっていました。
外観は、赤レンガと木材の構成によって、重厚感と柔らかさが同居しています。
特に目を引くのは、建物を包み込むような大屋根のデザイン。
中央に向かってゆるやかに傾斜し、内に祈りを抱えるような形状が、建物全体に静かで安らかな印象を与えていました。

内部では、丸太を組んだ木造の小屋組が、力強さと繊細さをあわせ持ち、美しい姿を見せてくれます。
壁面に配されたレンガのスリットは、細く繊細に光を取り込み、内と外を緩やかにつなぐような役割を果たしています。
ガラスには和紙が用いられ、自然光が柔らかく拡散し、空間に優しい陰影を与えていました。

この建物の美しさは、デザイン性の高さだけでなく、素材の特性を熟知した設計者と、それをかたちにした現場監督・職人さんたちの連携によって支えられているものだと感じます。
札幌聖ミカエル教会の建設にあたり、現場監督を務めたのは上遠野徹(かとの・てつ)さん。
レーモンド氏の思想を深く理解し、北海道という厳しい気候の中で、設計意図を現実の建築として成立させた陰の立役者との事。
上遠野さんは毎日出勤前に施工状況をチェックし、図面上不明な部分はレーモンド事務所に電話や文通による確認作業を行っていたとの記述がありました。
今みたいにSNSが存在しない世界の中で、いかにきちんと情報を共有し、任された仕事を成し遂げるか、仕事と向き合う真摯な姿勢に多くの学びを頂きました。
上遠野さんの細やかな現場管理、そして職人さんとの丁寧なやりとりがあったからこそ、この建物は今なお多くの人々に大切にされているのだと思います。
建築は設計者だけで完成するものではなく、設計と現場が丁寧に対話し、信頼し合うことによって、初めて本当の「建築」が生まれる。
それは、私たちが日々のお家づくりの中でも、常に意識し続けていきたいことです。
また、旅の途中で立ち寄った「札幌時計台」では、明治期に建てられた歴史ある木造建築に触れました。

100年以上の時を超えてなお、街の中に変わらず存在し続ける建築。
そこにあるのは、単なる建物ではなく「時を超えて人と人が繋がる場」としての役割にもなっていると思いました。
社員旅行という時間の中で、スタッフ一人一人の感性が、ふとした瞬間に刺激を受け、何かを感じていることがとても嬉しく感じます。
これからも「建築を旅する」というテーマのもと、私たち自身の感性と知識を磨き続け、お客様のお家づくりに活かしてまいります。
最後になりますが、イベントのご案内です。
度会郡南伊勢町にて、完成見学会を開催します。
お施主様のご厚意により、実際にお住まいになるお家をご覧いただける貴重な機会です。
◆日時:7月12日(土)〜7月13日(日)
◆時間:10時〜18時
◆場所:度会郡南伊勢町
◆開催場所はこちら → https://maps.app.goo.gl/fHxmd6bJJUJQnrJe6



[ご覧いただけるお家の見どころ]
・超高気密構造:C値 0.18
・断熱等級6:Ua値0.44
・塗り壁とウエスタンレッドシダーが調和する上質な外観
・将来を見据えた平屋ベースの暮らしやすい間取り
・カーポートから濡れずに室内へ入れる安心設計
・衣類や荷物がしっかり収まるウォークインクローゼット
・趣味や外遊び道具も収まる広々とした土間収納
・配膳や片付けがしやすいダイニング横並びキッチン
・空間に合わせた造作のオリジナル家具
・インテリアのアクセントとなる鉄骨スケルトン階段
みなさまのお越しを、心よりお待ちしております。
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