お家の柱に思い出を
こんばんは、スタッフ多田です。
先日よりブログでご紹介させていただいている、
記念柱伐採体験。
私にとっても初めての体験で、
本当に本当に、特別で貴重な経験となりました。
スタッフ佐々木のブログでは伐採までだったので、
今日は木の皮剥ぎのお話しから。
山から切り出した柱が「もくいち」さんに運ばれ、
柱を切り出す前に、まず、木の皮剥ぎから始めます。
もくいちさんから工具の使い方を教わり、いざスタート!
大きなノミのような工具を使って、慎重かつ大胆に、
べりべりべりっと皮を剥いでいきます。
まだこの写真の頃は余裕があったのか、みんな笑顔です。
お日さまに照らされながらの作業で、どんどん暑くなり上着を脱ぎ、
なかなか終わらない作業にみんなだんだん口数が少なくなり、無口に。。。笑
ですが、K様ご主人、皮剥ぎがとても上手なのです!
もくいちさんも太鼓判を押すくらい、丁寧で仕事が早い!
2人1組で作業していたチームBdでしたが、作業が遅すぎ、
K様ご夫婦の手助けを借り、無事に完了です。
お昼はもくいちさんで、社長の手作りゴハンをみんなでいただきました。
とても景色が良く、鳥の囀りや笹の葉が風になびく音が優しく聞こえる、いつまででも居たくなるような場所です。
当日はご主人様の誕生日とも重なり、
二重におめでたい、スペシャルな日となりました!
そして、午後はいよいよ柱を切り出す作業。
こちらはもくいちさんが機械を使い、丁寧に切り出していく様子を皆で見学しました。
朝まで山に生えていた木が、あっという間に、綺麗な柱になりました。
山で1本目に選んでいただき、すぐに倒れてしまった木と、
2本目にご主人様がチェーンソーを使い、伐採した木。
その1本目の木は、切り出してみると、木が少し腐っていました。こればかりは、木の外からは判断が難しく、木の断面を見ないとわかりません。
そして2本目の木は、もくいちさん、沖中造林さんも納得のとても綺麗な良い柱でした。
1本目が簡単に倒れてしまったのも、
その木が、自分じゃないよ、あっちの木が良いよ、
と教えてくれていたんじゃないかと、
山ではそういうことが良くあるんです、
と、お話してくれた沖中造林さん。
不思議なことですが、とても神秘的な出来事だったんだなぁと、
朝の伐採のことを振り返り、切り出された柱を見ると、
より一層、特別な柱に感じました。
山に入り、木を選び、皮を剥ぎ、製材し、
それが、日々の生活を営むお家の柱となる。
K様に数えていただいた年輪は約70本。
70歳の大先輩が、新しいK様邸のお家の真ん中で、
しっかりと、どっしりと構え、いつもそこでK様ご家族を見守り続ける存在となる。
柱の伐採体験は、お家作りの思い出が、2倍も3倍も特別なものになるように感じました。
K様、先日はありがとうございました!
お互い筋肉痛になったのも、また良い思い出のひとつですかね^^;
引き続きどうぞよろしくお願いします。
創像力 × 想造力