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徒然なるままに・漢方の世界へ

暑がりなのに冷え性で、寒がりなのに汗かきという、わがままボディを持て余しているスタッフ岩倉です。
そして、漢方薬局で「生きる気力がない」と言われました。
どうも、スタッフ岩倉です。

 

自分的には生へのパワー全開で生きているつもりだったので、「生きる気力がない」と言われあまりのパワーワードに1人で大笑いしていたのですが、漢方薬局の方の顔を見たら「素」でした。
めっちゃ「素」。
こりゃいかん、と思い、私もスンッとしておきました。スンッて。

 

なので岩倉さん、先日から冷え性改善の漢方を飲み始めました。
どうなることやら。
乞うご期待。

さて、その漢方薬局へ行って、改めて感じたことがありました。
それは「言葉の力」です。

 

今日に至るまで、たくさんの言葉を紡いできました。
良い言葉もあれば、誰かを傷つける言葉も。

 

年を重ねるごとに、不用意に失礼な発言をすることは少なくはなってきたのかなぁとは思っていますが、まだまだポロリと出ているのだと思います。
その時に気づけたら良いのですが、きっと知らぬうちに発している言葉もあるのだろうなぁと思うと、やっぱり気をつけなければ、と。
すぐ調子に乗ってしまうので。

 

MARCIの毎日の朝礼の中で、その日の担当スタッフが自分が感じたことや嬉しいことなどの話をします。
もちろん日によって話の内容は様々ですが、その時によく出てくるのが、どこかへ食事に行った時の店員さんの一言であったり、接客であったり。
はたまた、歯医者さんへ行った時の受付の方の対応だったり、歯科助手さんの一言だったり。

 

「こんなことをしてもらえたから嬉しかった、だから私もそんな風に動けるようになりたい。」
「こんな風な言葉をかけてもらって気持ちが良かった、だから自分もお客様にそんな風に言えるようになりたい。」
そして、「あの時のあの対応は、ちょっと悲しかった。でも自分も忙しいとしているかもしれないから、気を付けていきたい。」などなど。
スタッフの中から日々たくさんの「発見」や「気付き」が聞こえてきます。

 

「接客する側」と「接客される側」があるとすれば、自分たちはいつもお客様への対応を「する側」の立場。(「する」と言う言葉がえらそうで合っているとは思いませんが、「させていただく」もなんだか今回は違うように感じるので、あえて「する」の言葉を選んでいます。)

 

ですが大切なのは、どちらの立場であっても、きちんとしていきたい、そう思います。

 

MARCIに来てくださったお客様が、お帰りの際に「おいしかったです」と言っていただけると、それだけでカフェスタッフは嬉しい気持ちになります。
「素敵なものばかりで見ているだけでワクワクします」と言っていただけると、ショップスタッフも嬉しい気持ちになります。

 

自分たちがしてもらえて嬉しいことは、自分たちもお返ししていく。
そうすることで、みんなが嬉しい気持ちなれる。
すごく素敵なことだなぁと思います。

 

私が何が言いたいかと言うと。
「生きる気力がない」はちょっとあんまりにも悲しすぎるでしょう、と言うことです。笑
前振り長かったですが、そこです。笑

 

ただ、誤解なさらず。
その漢方薬局の方、良い方なんです。
そう、悪気は一切ゼロ!
必死になって私の体質に合わせた漢方を考えてくださっていました。
本当に悪気ゼロ。
最初はおもしろくて笑っていたのですが、あまりにも「生きる気力がない」を素の顔で連呼されるので、帰る頃には「こんなに真剣(素)な顔で言われ続けるなんて、私には生きる気力がないのか…こんなに元気やのに…」と、その一言を言われ続けることで、気持ちがちょっとしょぼん。
そして、ちょっと沸き起こる怒り。笑
言葉の力ってすごいな、と体感した出来事でもありました。

 

なので、結論から言うと、たった一言で良いので言って欲しかったんだなぁと。
『漢方の世界では、そういう状態のことを「生きる気力がない」と言うんですよ。』の一言。

 

人は、たった一言の言葉に傷つけられ、たった一言の言葉に救われる、そう思っています。(急に大げさ 笑)
その一言が自然に言える人になりたいなぁと思う今日この頃です。

 

生きる気力がないと言われたけれど、私は元気です。(魔女の宅急便風)

 

 

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