
がけ条例
こんにちは。スタッフ中西です。
本日はがけ条例のお話。
土地探しからのお家作りでは、度々問題になってくる、がけ条例問題。
とても立地の良い場所で、敷地の大きさも申し分ない土地でも、なかなか買い手が見つからない。
そんな時、がけ条例が問題になっているケースが多々あります。
がけ条例とは“がけ”のすぐ上や下に、人の住む建物を建てることを制限するために設けられた条例です。
地震や大雨等でがけが崩れ、住んでいる人が巻込まれて被害に合わない様に建築基準条例として定められています。
規制の対象になるのは、がけの高さが2mを超える場合。(都道府県によって違いあり)
がけと聞くと荒々しいイメージを持たれるかも知れませんが、隣地との高低差があれば大体“がけ”と解釈されてしまいます(^^)
こちら、“がけ”の上にある敷地です^_^
とても眺めが良くて、気持ちの良い土地ですが、建築を考えるには、なかなか難しい土地です。
今回の様にがけの上の場合は「がけの下の端から、がけの高さの2倍」離れて建築しなければなりません。
3mの高低差だった場合、がけの下端から、6m離れて建築する必要があるという事ですね。
がけの下に敷地がある場合は、がけの上の端から、高低差の2倍離れる必要があります。
がけ条例を甘く考え土地を契約してしまうと、後で想像もしていなかった様な事態に巻き込まれるかもしれません。
出来る限り、住宅建築目線で一緒に土地探しをしてくれる信頼出来るパートナーに出会う事が、お家作りの第一歩かも知れませんね(^^)
ビーディホームでは、土地探しのお手伝いはもちろん、敷地の使い方や資金計画のお手伝いなど、家作りを初められたばかりの方向けに、様々な視点で幅広くサポートさせて頂いております。
ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。
最後に次回完成見学会のご案内です。
お施主様のご厚意により、9月10日・11日・12日の3日間、明和町斎宮にて完成見学会を開催致します。
今回のお家は、猫と暮らす家。
猫と暮らすことをプランの中に落とし込んだお家です。
リビングの壁にはぐるりと回遊できるキャットウォークをつくり、階段下には猫砂をそのまま仕舞えるような収納や、2階主寝室にはペットドアをつけるなど、家族みんなが快適に暮らせるような工夫を。
そして、今回のお家はお施主様ご自身が山へ行き、数ある木の中からお家の柱を選ぶことからお家づくりがはじまりました。
その柱は記念として見えるよう設計の段階からプランニングし、リビングの化粧柱としてご家族の暮らしを見守ります。
たくさんの方にご覧いただきたい、素敵なお家です。
ぜひこの機会にご覧くださいませ。
みなさまのお越しをスタッフ一同心よりお待ち致しております。
【 完成見学会のご案内 】
1.日程
2022年9月10日(土)〜12日(月)
2.時間
10:00〜17:00
3.場所
明和町斎宮
(詳細はご予約時にお伝えさせていただきます)
4.ご予約について
創像力 × 想造力