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金融教育

こんばんは。スタッフ中西です。

前回のブログに引き続き、もう少しだけお金のお話です。

ビーディホームでは定期的に、スタッフが代表して勉強会を主催する機会を設けております。
勉強会は、自己成長のためという位置付けは勿論ですが、聞いていただくみなさんにとっても良い時間になれるように、皆んなが頑張って準備をいたします。

 

昨日は、中西の主催会という事で、若干緊張しながら、準備してきた資料をプレゼン形式で発表いたしました。

 

今回中西が勉強してきた事は、お金の話。
「お金の勉強の話」と言った方が良いかもしれません。

「金融教育」という考え方ですね。

 

日本においては、「金融教育」という授業がほとんどなく、お金の事を知らないまま社会に放り出されているのが実態であると思います。

昨日の勉強会で典型的だったのが、スタッフの中で一番若手の水谷さん(18歳)とのやりとりでした。

 

 

中西「100万円を20年間、銀行に預けたら、20年後にいくらになっているでしょうか?(金利0.002%)」

 

水谷「増えるんですか? 銀行に預けているだけで・・・?」

 

そのやりとりは、中西にとっても衝撃的で、新鮮なものでした。

そうか、、銀行に預けてお金が増える時代があったという事を知らないんだと。。。

 

銀行はお金を保管する為のものであって、預けている間に増えるなんて考えられない。といった理解なんだろうと思います。

 

当然と言えば当然かもしれません。
水谷さんが生まれた時代、銀行を自分で使い出す時期を考えれば、預けている間に増えるなんて、想像もつかないですよね。

(微妙には増えますが。。。)

 

今の子供達にとっても同様で、銀行(ATM)というのは、家の外にある貯金箱のような存在なんだろうと思います。

 

日本においては「お金=不浄のもの」「子どもの前でお金の話はしない」といった道徳心が一般的な時代もあり、世界的に見ても、金融教育が遅れている国であると思います。

 

2014年に日本証券業協会が運営する「金融経済教育を推進する研究会」が行った調査では、中学1年で74.2%、2年で58.2%の学校が、「金融経済教育にかける時間」がゼロだった。との調査結果が出ており、いかに子供様代に、お金の事を学んでいないかが分かります。

 

ようやく、2022年9月より全国29の学校で金融教育の公開授業が始まったという状況で、学生時代にお金の知識を学ぶ機会というのはほとんど無いのだなと、再確認する事となりました。

 

「現金・預金」で資産を保管するのが大好きな日本。

「現金・預金」はほとんど持たず、「投資や株式」でしっかりとお金を回していこうとしている、米国やユーロ圏。

子供時代から金融教育の場を積極的に設けている世界と日本の大きな違いであろうと思いました。

 

もちろん、「貯金」「預金」がダメなわけではありません。

間違いのない安全資産ということに変わりはありません。

 

しかしながら、投資や株式の事を何も知らずに、ただただ怖いと言って避けている事には少なからず問題があると思います。

 

自分の知らない世界にもしっかりと向き合い、学び、そして行動していく勇気。

 

大人がしっかりと勉強していく事で、子供にも伝えられる言葉が増えるなと思います。

 

これからもたくさんの学びを通じて、自分の子供たちに、金融教育というスイッチを押していく事が大切かなって思いました^_^

 

 

最後になりますが、2週連続、平屋の見学会イベントのご案内です。

明和町明星に平屋のお家の見学会を二週連続で開催いたします。

水平ラインが美しい、平屋のお家です。
ぜひ足を運んでくださいね。

【平屋のお家の見学会】
日時:2023年7月22日(土)〜23日(日)、29日(土)〜30日(日)
時間:10:00〜17:00
場所:明和町明星

詳しくはこちらをご覧ください。
2023年7月22日(土)〜23日(日)のご予約はこちらから
2023年7月29日(土)〜30日(日)のご予約はこちらから

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