ルーツ
こんばんは、Bdhome濱口です。
左官職人の父親の元に生まれ、
物心ついた頃から住宅建築の現場に
いたように思います。
特に夏休みになると登校がない為に
留守番させておくと
何をしでかすか分からないという事と、
子供の手でも借りたいという状況からか
家族全員で弁当を用意して
一日現場で過ごすのが当たり前でした。
気づけば普通に竹小舞を編んだり、
荒壁の土や藁を混ぜたり、
塗りつける職人さんに土を射したりと
夏休みは家業の手伝いにフル稼働。
あの時に感じた材木の香りや土の香りや感触、
お昼休憩の時の風の心地良さや
帰りの軽トラックの中で父親が吸う
チェリーというタバコの匂いなど、。
今でも全てが瑞々しく自分の根っことして
鮮明に記憶に遺っています。
あの日々が今の自分の原点だと
はっきりと思える。
そしてそんな体験が出来る環境であった事に
とても感謝をしています。